あなたは大勢の人の前で歌った経験がありますか?
もちろんカラオケで友達の前で歌ったり、職場カラオケで5~10人の前で歌ったことがあるという人は多いでしょう。しかし、ここで言う「大勢」とは赤の他人を含む不特定多数という意味です。
そうなるとなかなか経験がある人は少ないのではないでしょうか?
ある程度歌に自信が出てくると人前で披露してみたいと思うかもしれませんが、これを実現しようと思うと、カラオケ大会に応募したり路上ライブするくらいしか方法はありませんでした。
しかし2025年8月に、その願望を叶えてくれるエンタメ施設がオープンしました。
それが「VSING」です。

私も以前から存在は知っており気にはなっていたのですが、この度知人に誘われてようやく行くことができました。
そこで今回の記事ではVSINGの概要を簡単に説明した上で、実際のところ利用してみてどうだったのかを、ガチのカラオケ好きの目線から語りたいと思います。
良い面と悪い面を率直に語るので、この記事を読めばVSINGの実際の雰囲気が分かり、「行ってみたいけど不安…」というあなたの判断材料になると思います。
- VSINGはどんな施設なのか
- 入店~退店までの流れ
- 実際に利用した感想
では早速VSINGの概要を簡単に説明していきましょう!
1.VSINGってどんな施設?
※すでに知ってるよ!と言う方はここは読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
さて、利用した感想に入る前に、簡単な施設概要について説明しましょう。
VSINGは2025年8月8日に、渋谷センター街にオープンしたカラオケステージ&バーです。

もともとは東南アジアを中心に展開されており、2025年に日本に上陸しました。
ちなみに運営しているのは、カラオケBanBanを運営しているシン・コーポレーションです!
VSINGのコンセプトは「魅せる・応援する・つながる」で、ただカラオケを楽しむだけではなく、お店にいる人同士をつなぐことを目的としています。
「人同士をつなぐ」と聞くと身構えてしまいますが、あくまでもカラオケバーなのでおおまかな利用方法については普通のカラオケと同じです。
入店したら曲を予約して、自分の番が来るまでは他の人の歌を聴きながら待ちます。
イメージとしては赤の他人を含めた大勢で一つの部屋でカラオケをする感じでしょうか。
しかし当然普通のカラオケとは異なる特徴があります。
それは曲の予約などに専用のアプリを使うことです。
普通のカラオケではデンモクで曲の予約をしますが、VSINGではその代わりに専用アプリから曲を予約します。(なお、システムはJOYSOUNDを使っているようです。)

また、曲の予約にはGEMと呼ばれるポイントを消費することも大きな特徴です。
上記画像の右上らへんに「VSING GEM」とあるのが分かるでしょうか?
このGEMを1曲あたり80GEM使い曲を予約します。
また、このGEMは曲の予約だけではなく、他の人が歌っているときに投げ銭のように使うこともできます。
これが普通のカラオケとは大きく違うところで、投げ銭したGEMに応じて歌っている人のバックスクリーンに応援の演出が出てきます。
そして投げ銭されたGEMは歌っている人のポイントに変換され、獲得したポイントはドリンクやフードに変換することができます。(上記画像左上の「VSING POINT」)
つまり周りから応援してもらうほど、無料でフードやドリンクを楽しむことができるという点が、普通のカラオケとは違う大きな特徴となります。
以上がVSINGの大まかなシステムになります。
次は具体的に入店から退店までの流れを簡単に説明します。
- VSINGは2025年8月に渋谷センター街にオープンしたカラオケステージ&バー
- コンセプトは「魅せる・応援する・つながる」
- 曲の予約には専用のアプリを使う
- 予約にはGEMと呼ばれるポイントを使い、他の人に投げ銭もできる
- 投げ銭でもらったGEMはフード・ドリンクに使えるポイントになる
2.入店~退店の流れ
まず普通のカラオケ店と違うのは、最初に何時間利用と決めて入るのではないという点です。
VSINGは30分ごとの自動課金システムになっており、その料金に入場料・ドリンク(飲み放題)・ダーツ・ビアポンが全て含まれています。
その後30分ごとに自動延長となりますが、無限にお金がかかるわけではなく、最大料金も設定されています。
ちなみに料金は平日(月~木)と週末(金土日祝・祝前)に分かれています。
詳細は下の画像を参照してください。(2026年5月現在)

なお、この料金にはカラオケ料金は含まれていないのでご注意ください。
先ほど上でも説明した通り、曲を予約するには1曲あたり80GEM(160円)が必要となります。
また、ドリンクは飲み放題ですが、フードは別途注文する必要があるので、そちらもご注意ください。
そして入店したら専用アプリとテーブル上の二次元バーコードから曲の送信とドリンクの注文を行います。
入店した直後に店員さんからお店のシステムについて説明がありますが、それ以降は基本的にドリンクの提供以外店員さんと関わることはありません。
曲を予約したら、自分の順番が来るまではドリンクを飲みながら他の人の応援をしたり、ダーツなどを楽しみながら待ちます。
そして順番が来たら店員さんに呼ばれるので、アプリ上に出てくる「歌う」ボタンを押してからステージに上がって歌います。
ちなみにアプリ上のハンドルネームがステージ背後の画面にデカデカと出るので、あまり変な名前にしないようにしましょう笑。
退店するときは、普通にレジでお会計して帰ります。
複数人で行った場合でも個別会計ができ、現金・キャッシュレスどちらも対応していました。
- 料金は30分ごとの自動課金システムになっている
- 入場料・ドリンク・ダーツ・ビアポンが含まれている
- 曲の予約は別途1曲ごとに80GEM(160円)必要になる
- お会計は個別会計可能で、現金・キャッシュレスに対応
3.率直な感想、VSINGはリピありか?
さて、ここからは今回VSINGを利用した率直な感想を書いていきます。
まずは微妙だった点についてです。
微妙だった点
①自分が歌う番までが結構長い
私は今回10人くらいでVSINGに行き、21時半に入店して0時過ぎまでお店にいましたが、歌えたのは1回だけです。
というのも普通のカラオケと違って、他のお客さんも含めて全員でカラオケをしているような感じなので、非常にテンポが悪いです。
また、普通のカラオケなら後奏カットしたり途中で止めたりする人がいるので多少巻くこともありますが、各々がフルサイズで歌うのでボリュームたっぷりです。
特に歌に自信がある人はバラードで聴かせてきたりするので、そういった曲だと平気で5分を超えることもあり、さらにテンポが悪くなります。
なので反省点としては、歌う順番など気にせずに歌いたい曲をガンガン予約しておけばよかったなぁということです。
普通のカラオケだとひんしゅくを買う行動ですが、VSINGにおいてたくさん歌いたい場合はそれが正解だと思います。
また、私は試しませんでしたが、曲を予約するときに追加でGEMを払えば優先して歌える機能もあるようでした。
②意外とお客さんが少なかった
まだできて1年経たない施設なのでにぎわっているものかと思いましたが、金曜日の夜でも空席が目立つくらいには人がおらず、私の身内以外は、ほとんど一人で来ている常連さん風の人たちでした。
空いているからたくさん歌えるかも?と思いましたが、常連さんはガンガン曲を入れてくるので、結局1~2回歌えれば良い方だと思います。
常連さんが1回おきくらいに歌っているのを見て、「確かにVSINGは一人で来た方が楽しめるかもな」と思いました。
ただ、常連さんは他の人が歌っているときでも盛り上げてくれる優しい人が多かったので、お客さんが少ない割には店内は盛り上がっている感じでした。
また、店員さんがMCをしているのですが、合いの手などを先導してくれるので、それも盛り上げに一役買っていると思いました。
③肝心のマッチング機能が微妙
VSINGの売りの一つに、自分の歌に一番応援GEMを投げてくれた人とアプリ上で友達になれるという機能があります。
私が歌ったときも知らない常連さんがGEMを投げてくれて、歌い終わった後にアプリ上で友達になりましたが、正直友達になった後にどうすればいいかよく分かりませんでした。
というのも友達になった後できることが、アプリ上でその人が何を歌ったか確認できるくらいなので、そこから関係を深めるのは難しいと感じました。
また、GEMを投げてくれた人がいればマッチングするのですが、悲しいことに誰も応援してくれなかったらお情けで店員さんとマッチングする感じだったので、それもなんだかサクラ感があって微妙でした。
そもそも歌い終わった後にこのマッチングタイムがあるため、歌と歌の間が長くなり、歌唱テンポが悪くなっていたので、メイン機能のはずがむしろ要らないのではと思わされました。
- 自分が歌う番までが結構長い
- 意外とお客さんが少なかった
- 肝心のマッチング機能が微妙
さて、ここまでVSINGのネガティブな側面を書いたので、次に良かった点を書いていきたいと思います。
良かった点
①料金にMAX設定があること
1つ目は料金にMAX設定があり、そこに飲み放題が含まれていたことです。
私は週末に利用しましたが、最初からMAXでも4,300円と分かっていたので、あまりお金のことを考えずに楽しむことができました。
また、飲み放題も種類が豊富で、いわゆる「メガサイズ」のドリンクもメニューに含まれていたので、そこは結構良心的だと感じました。
ある意味オールインクルーシブな感じで楽しめるのはストレスが無くて良かったです。
②初回利用時に500GEM付与されること
2つ目は初回利用時に500GEMが付与されることです。
専用アプリを入れ電話番号で認証まで済ますと、特典として500GEMが付与されます。
ここまで説明してきたとおり、このGEMは曲を予約する際に使うことができ、1曲あたり80GEMなので無料分だけで6曲は予約できることになります。
なので初回は場所代だけ支払えば十分にVSINGを楽しむことができるので、この点については非常に良いと思いました。
③やはり醍醐味であるステージ歌唱は良い
3つ目はメインコンテンツであるステージ歌唱です。
やはり普段のカラオケと違い、他人に見られながらステージ上で歌う経験は、他の施設では味わえない感覚でした。
特に私は以前NHKのど自慢に出場して、ステージのプレッシャーで本気を出せなかった経験があるので、VSINGはステージに慣れる良い練習になると思いました。
また、VSINGはカラオケ好きや目立つことが好きなお客さんが多いからか、まったくの他人でも自分が歌っているときに盛り上げてくれたのがうれしかったです。
歌いやすさについては、歌っている人から見て少し見上げたところに歌詞のモニターがあり、それを見ながら歌えるので、歌詞を覚えていなくても安心です。
ちなみに機種はJOYSOUNDを使っており、普段のカラオケと同じように歌詞が流れる画面が表示されています。
- 料金にMAX設定があること
- 初回利用時に500GEM付与されること
- やはり醍醐味であるステージ歌唱は良い
まとめ
ここまでVSINGの概要・利用方法・レビューについて書いてきました。
総じてVSINGをぜひ利用してほしい人は以下の人です。
- 人前で歌う経験を手軽に積みたい人
- カラオケ好きの人脈を増やしたい人
- 他人が歌っているのを聴きたい人
逆にVSINGをおすすめできないのは以下の人です。
- 普通のカラオケと同じように身内だけで盛り上がりたい人
- テンポよく何回もガンガン歌いたい人
- そもそも目立ちたくない人
ここまで書いた上で私の率直な意見を言うと「団体の利用なら2回目は無いが、ステージ経験を積みたいので練習の場として1人で行くのはアリ」という感じです。
今回一緒に行った人とも同じ意見だったのですが、「やはり普通にたくさん歌いたいならカラオケボックスに行った方がいいね~」という結論になりました。
しかしお金さえ払えば他人の前で歌えるというのは貴重な機会であり、普通のカラオケでは絶対に味わうことができません。
知らない人の前で歌うという点ではオフ会カラオケなどでもいいのですが、オンステージで歌えると言うのがVSINGの唯一無二の良いところだと思います。
ただ、今回行ったときに身内に応援ポイントを送りすぎて残り10Gemしかないので、新たに課金してまで歌いに行くかと言うと…まぁタイミングがあればですね。
とにかく普通のカラオケボックスでは経験できないことができるのは間違いないので、カラオケ好きなら一度行ってみても損は無いと思います。
その後ハマるかハマらないかは、場の雰囲気が好みかどうか、気軽に通えるところに住んでいるかが重要になると思います。
以上、ぜひ1度は試してもらいたいVSINGの率直レビューでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました!



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