30代でプロの歌手になるのは無理?なりたいなら最短かつ現実的な方法で!

カラオケ上達・ボイトレ

カラオケが好きな人なら一度は考える、歌手になってみたいという夢。


歌手になって大きなステージで歌えたらさぞかし気持ち良いでしょうし、ライブやコンサートでも、客として盛り上がるよりも、逆にステージ上から大勢の客を沸かせる方が楽しいに違いありません。


しかしそんな妄想をしても実行に移さなければ時間は過ぎていくだけ…。


この記事を読んでいるということは、きっとあなたは30代以上なのだと思います。

そして「もう30代だから今更プロの歌手を目指すなんて無理だ…」と諦めかけているのではないでしょうか?


しかし結論から言うと、今の時代30代から歌手を目指すのは決して遅いとは言えません。


今回の記事では、むしろ30代という年齢を武器に変え、この令和の時代に合った「最短でプロになるための具体的な方法」を紹介します。

また、がむしゃらにプロを目指す人が陥りがちな「やってはいけないこと」を紹介し、着実にファンを増やして歌手として収益化を目指す方法について解説します。


私自身も今回紹介する方法を日々実践し、自分の歌で人々を魅了し、収益化を達成するという目標に突き進んでいます。


確実にプロの歌手になれるとは言いません。

しかしあなたが今日から何をすべきかが明確になり、プロへの道が一気に現実味を帯びるはずです。


ぜひ最後までお読みください!


1.30代から歌手を目指せる理由:音楽業界の変化

かつて昭和や平成の時代は、歌手になるためには歌唱力はもちろん、ビジュアルがとても重視されていました。

そのためどうしても若さが重視され、10代~20代前半が歌手になれるギリギリのラインであり、30代以降は門前払いという雰囲気がありました。


しかし現在は次の2つの要素により、音楽業界は大きく変化しています。

2つの要素
  • デジタル技術の普及
  • 顔出し不要のスタイル

一つずつ見ていきましょう。


① デジタル技術の普及

ここで言うデジタル技術とは、主にインターネットのことです。


もう今では当たり前ですが、YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームで個人が自由に発信できるようになったことで、事務所を通さずに世界中に歌声を届けられるようになりました。

また、Apple Musicなどの音楽配信サービスでも個人が配信できるので、様々な方法で自分の存在を世に宣伝できるようになりました。


今ではむしろ事務所が力を入れてデビューさせたアーティストよりも、SNSでバズった個人の方が有名になるといった逆転現象が見られます。


歌手とは少し違いますが、ニコニコ動画から生まれたボカロPも、もともとは個人で活動している人が特定の曲でバズって超有名になれるルートの一つでした。

今では世界的な歌手になった米津玄師さんも、もともとはハチという名前でボカロPをしていたのは有名な話です。

また、同じくニコニコ動画の「歌ってみた」をしている歌い手と呼ばれる人たちも、同じく個人での発信から始めてデビューしています。


このようにデジタル技術が発達したことで、個人が自分の力で有名になることができるようになったのが今の音楽業界です。


② 顔出し不要のスタイル

極論歌手は、歌が聴いている人の心に刺さればそのビジュアルは関係ないとも言えます。


実際、有名どころではAdoさんは顔を出していませんが、その圧倒的な歌唱力で人々の心をグッとつかんでいます。

私も一度生で聴いてみたい(あわよくば顔を見てみたい)と思いライブに行きました。

その際『unravel』のカバーを聴いて、そのシャウトに恐怖を感じるほどに心を動かされました。


また、Adoさん以外にもヨルシカさんtuki.さんのように、今ではビジュアルや年齢を隠して「歌の力」だけで勝負している歌手が増えています。


むしろ正体が分からないからこそ魅力が増し、どんな人が歌っているのだろうと想像することでよりその歌手に興味を持つきっかけにもなります。


30代ならではの武器も…

むしろ10代20代には無い、30代ならではのアドバンテージがあります。

それは、人生経験の有無です。


例えば社会人経験をある程度積んだ年齢だからこそ、現代社会に対する不満などを歌詞に反映させることもできます。

また、30代は経済力もそれなりにあると思うので、音楽活動を継続することは若手以上にやりやすいというアドバンテージもあります。


実際に、スガシカオさん木山裕策さん、クレイジーケンバンドの横山剣さんは30代以降にメジャーデビューを果たしています。


もちろん若い方が時間的にも体力的にも優位なことには違いありませんが、30代以降でも強い意志と戦略さえあれば歌手デビューが不可能というわけではありません。


2.最短で30代からプロ歌手になるための2つのルート

では今からあなたが最短で歌手デビューを目指そうと思った場合、どんなルートがあるでしょうか?

そのルートは大きく分けて2つあります。

最短で歌手デビューするルート2選
  • 年齢不問のオーディションに応募する
  • SNS等で自力でファンを獲得しバズる

一つずつ見ていきましょう。


① 年齢不問のオーディションに応募する

オーディションはプロを目指す王道ルートです。


その多くは20代までしか応募できません。

しかし中には年齢不問で募集しているオーディションもあります。


その代表的な例がソニーミュージックオーディションです。


ソニーミュージックオーディションは歌手だけではなく、俳優、モデル、クリエイターなど幅広く募集しているオーディションで、性別・年齢などの制限はありません。

また、〆切も無く随時募集しています。

すぐにでもチャレンジしたい人にとってはおすすめのオーディションです。


次に有名なオーディションは、キャストパワーネクストのオーディションです。


こちらもソニーミュージックオーディションと同じく、俳優、モデル、アーティストなど幅広く募集しており、応募可能年齢も6~65歳となっています。


オーディションに合格すれば今後の活動内容などを担当者と個別に相談し、デビューに向けてレッスンを開始します。

レッスンは有料ですが、プロのサポートを受けながら活動できるため、ゼロから一人で準備する手間を省けます。


このように、すでに実力がそれなりにある人であれば、年齢不問のオーディションに参加するのが一番の近道です。


しかしオーディションと称して多額のお金を要求するオーディション詐欺も横行しているので、しっかり主催が信頼できる会社かどうかは確認しましょう。(オーディション詐欺については後述します。)


② SNS等で自力でファンを獲得しバズる

今の時代、30代でプロの歌手になるには、むしろこの方法が近道かもしれません。


SNSやYouTubeを使って、自分の力でファンを獲得することができれば、正式なメジャーデビューへの道もグッと近づきます。


例えばSNS(主にX・TikTok・Instagram)は、アルゴリズム的に継続投稿すれば視聴者のオススメに出てきやすくなるので、認知を広げる最適なツールとなります。

これらSNSではショート動画が好まれるので、例えばサビなど聴かせたい部分を抽出した動画を作成し、アップロードすると良いでしょう。


そしてYouTubeでは、かつてニコニコ動画で流行っていた「歌ってみた」文化が引き継がれ、多くの人が歌唱動画をアップロードしています。


戦略的には、SNSで多くの人に自分の歌の一部を聴いてもらい、YouTubeでフル尺を聴いてもらうという流れが良いでしょう。

カバー曲はもちろん、オリジナル曲を投稿し、話題(バズ)になれば音楽関係者の目に留まる可能性も高まります。


なのでまずは歌ってみた専用のSNSアカウントを開設しましょう。

そしてフォロワーを増やすことを目標にしてみてください。


なお、SNS運用も計画的にやらなければ効果は出ません。

私がSNS等を運用する上で参考にした書籍を載せておきますので、ぜひ参考にしてください。


マンガでカンタン!SNSマーケティングは7日間でわかります。


また、カバー曲で歌ってみたをやる場合は著作権の問題があります。

場合によっては動画削除にとどまらず法的措置を取られる可能性があるので、そういったリスクを避けるためにも下の記事を参考にしてください。


3.最短でプロを目指すためにやっておくべき3つのこと

30代からプロを目指すとなると、一秒も時間を無駄にするわけにはいきません。

最短でプロを目指すためにも、趣味としてダラダラ続けるのではなく、プロとしての基礎を最初の6カ月で作ってしまいましょう。


そのためにやっておくべきことが3つあります。

最短でプロを目指すためにやっておくべきこと3選
  • ボイストレーニングを受ける
  • 毎回録音して自分の歌声を客観的に聴く
  • 誰が見ても分かる実績(ポートフォリオ)を作る

一つずつ見ていきましょう。


① ボイストレーニングを受ける

当たり前ですが、プロの歌手は最低限歌は上手くなければなりません。


もちろん声に絶対的な個性があればその限りではありませんが、それでも基礎的な発声スキルはプロになる前もなった後も必要になります。

そのためには必ずボイストレーニング(以下ボイトレ)を受けましょう。


ボイトレを受けるメリットは下の記事にもまとめていますが、一番大きなメリットは、変な癖がつかず最短で上手くなれることです。


また、ボイトレ教室にはあなたの他にも真剣にプロを目指している生徒がいるため、モチベーションの向上にもつながります。


まだボイトレをしたことが無い人は、まずは体験からでもいいのでボイトレ教室に行きましょう。


② 毎回録音して自分の歌声を客観的に聴く

録音は私もカラオケに行くたびに実践します。

1曲歌うたびに必ず録音し、後で聴きなおすようにしています。

直近の録音リスト 「曲名_点数」でファイル名をつけています。


録音する理由は、自分の歌を客観的に聴くことで改善点が見つかり、上達のスピードが劇的に上がるからです。


例えば精密採点で95点以上取れた曲でも、後で聴きなおしてみると高音が全然出ていなかったり、ロングトーンが続いていなかったりと、改善点が多く見つかります。

もしあなたが採点結果だけを頼りに自分の歌の上手さを測っているとしたら、すぐに録音をして聴きなおしてみてください。


最初は録音された自分の声を聴くのは気持ち悪くて恥ずかしいと思いますが、何十回何百回と繰り返すと何も感じなくなります笑。


専門の録音機器などは必要ありません。

あなたが持っているであろうスマホの録音機能で十分なので、これからカラオケなどで歌った際は録音することを習慣化してください。


③ 誰が見ても分かる実績(ポートフォリオ)を作る

ポートフォリオとは、自分のスキルやこれまでの実績を証明するためにまとめた作品集のことです。

主に就活などで使われる言葉ですが、これはプロの歌手を目指す上でも必要になります。


例えばどんなものがあるかというと、SNSを運用している人ならそのフォロワー数や、投稿した動画のうちバズったものなどが挙げられます。


また、「ボーカル検定」という資格もあり、こういった資格系も実績としては十分アピールできます。(しかし資格があるからといってプロの歌手になれるわけではないことはご理解を…)


こういった第三者に実力を示すことができるものを増やすことが、将来所属するかもしれない事務所へのアピールになります。

そのため、SNS等で自分の歌を発信することは、とても重要なことだと言えます。


4.最短でプロを目指すためにやってはいけない3つのこと

前の章では最短でプロを目指すためにやっておくべきことを紹介しましたが、併せてやってはいけないことも3つ紹介しておきます。

最短でプロを目指すためにやってはいけないこと3選
  • 「オーディション詐欺」に騙されない
  • とりあえずライブ活動をしてみる
  • 趣味仲間との馴れ合い

一つずつ見ていきましょう。


① 「オーディション詐欺」に騙されない

プロ歌手としてデビューするルートの一つにオーディションがあると言いました。

しかし中にはオーディションと言いながら実際は詐欺のようなものがあります。


いわゆるオーディション商法と呼ばれるもので、あなたも下のような広告を見たことはありませんか?

  • 顔出しナシでデビューできる!
  • カラオケで○点以上取れる人募集!


これを見て、「お!これなら自分でもプロデビューできるかも…」と思った人は要注意です。


これは応募してきた人をほとんど合格にしてしまい、その後に様々な名目で高額な金銭を要求してくるというビジネススキームです。

合格者は「せっかく合格したし…」「プロになれるなら…」と思いお金を払ってしまうのですが、本来プロ契約においてアーティスト側がお金を払うことはありません。


ちなみにYouTuberでこのオーディション商法の闇を暴くべく潜入捜査を試みた人がいました。

この方はボーカルオーディションではなく声優オーディションに潜入していますが、大まかな流れは一緒だと思います。

オーディション商法がどういったものか知りたい人はぜひ一度ご覧ください。


② とりあえずライブ活動をしてみる

ひと昔前であればプロの歌手としてデビューするために、路上ライブライブハウスでの活動を地道に続け、いつか音楽関係者にスカウトされるという方法もありました。


しかし30代からプロを目指すなら、この方法はあまりにも効率が悪すぎます。


集客の見込みが無いままガラガラのライブハウスで演奏し続けるなら、先ほども言った通りSNSにその演奏動画をアップロードし、世界中からファンを獲得するために努力する方が良いです。

また、30代ともなるとお金はあっても時間と体力は少なくなってくるので、そういった意味でもライブ活動でプロを目指すのは難しいと言えます。


③ 趣味仲間との馴れ合い

先ほどボイトレスクールで一緒に学んでいる生徒と切磋琢磨しモチベーションアップできるようなことを言いましたが、これがただの趣味仲間になってしまうとプロへの道は遠のきます。


何事も自分よりレベルが高い人に囲まれていると、自然と自分もレベルが上がるものですが、逆にモチベーションが低い人に囲まれるとあなたも同じレベルまで下がります。

せっかくボイトレスクールに通うのであれば、プロになりたい意欲が強い人や、自分より明らかにレベルが高い人からスキルを吸収できるようにしましょう。

あくまでプロを目指すならこのくらいの志が欲しいという話です。
同じ趣味の仲間を作ってはいけないという話ではないので誤解無きよう…。


まとめ

ここまで見てきたとおり、30代からプロの歌手を目指すのが絶対に無理というわけではないことが分かってもらえたと思います。


改めて内容を整理しておきましょう。

まず現在の音楽業界は以下の2つの要素によって大きく変化しています。

2つの要素
  • デジタル技術の普及
  • 顔出し不要のスタイル


YouTubeなどが流行ったことにより、事務所を経由せず個人の力で世界中に歌声を届けることが可能になりました。

また、Adoさんやヨルシカさんを先駆けとし、顔を出さずにプロデビューする人が登場したので、純粋に歌声で勝負できる土壌が整っています。


そんな中30代のあなたがプロの歌手としてデビューするには、大きく分けて以下の2つの方法があると紹介しました。

最短で歌手デビューするルート2選
  • 年齢不問のオーディションに応募する
  • SNS等で自力でファンを獲得しバズる


オーディションにはソニーミュージックオーディションキャストパワーネクストのオーディションがあると紹介しました。


他にも30代でも受けられるオーディションはあると思いますが、応募する際はしっかりと主催が信頼できる会社かどうか確認した上で応募しましょう。


また、個人的には今の時代であればSNS中心に活動してファンを獲得する方が、プロの歌手を目指す以外のことにも活用できるスキル(マーケティングスキル)を習得できるのでオススメです。


また、最短でプロを目指すためにやっておくべきこととやってはいけないことも紹介しました。

最短でプロを目指すためにやっておくべきこと3選
  • ボイストレーニングを受ける
  • 毎回録音して自分の歌声を客観的に聴く
  • 誰が見ても分かる実績(ポートフォリオ)を作る
最短でプロを目指すためにやってはいけないこと3選
  • 「オーディション詐欺」に騙されない
  • とりあえずライブ活動をしてみる
  • 趣味仲間との馴れ合い


やっておくべきことの中では特にボイストレーニングについては早めに受けるべきだと思います。

趣味であれば独学でも十分ですが、プロになるならプロに習うのが一番の近道です。


また、やってはいけないことのうち、特にオーディション詐欺には気をつけましょう。

あなたの「プロの歌手になりたい」という気持ちを利用してお金を請求する悪徳商法ですので、何度も言いますがオーディションに応募する前は、そのオーディションについて最低限調べてから挑むようにしましょう。


もしあなたが30代で本気でプロを目指したいなら、「今」動き出すことが重要です。


まずはSNSに投稿してみる、SNSアカウントが無いならまずは作ってみるといったスモールステップから始めてみましょう。


30代に時間が無いと言っても、何も準備せずにオーディションに挑んでも撃沈する可能性が高いです。

急がば回れという言葉もあるとおり、小さいことからコツコツ試していくと、加速度的に成果が出てくるはずです。


もし結果的に歌手になれなかったとしても、挑戦したことは必ず他の分野でも役に立ちます。

まずは最初の一歩を踏み出してみましょう!


ここまでお読みいただきありがとうございました!

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